しかし、人気にとらわれず、本業のアフレコ、ナレーションの技術を地道にみがくことも必要です。
声優は、単にしゃべる人ではありません。
俳優が外見により、感情を表現できるのに対し、声優は、声だけであらゆる表現をしなければなりません。
したがって俳優よりも難しい演技技術を求められます。
一例をあげれば、声だけで黒人と白人がわかるような発声と演技力が必要なのです。
みなさん、できますか?
どうしたらいいか、わからないですよね。
これは、声優の教育機関でしか学べないのです。
別の観点から考えると、声優としての教育を受けると、歌手にも俳優にもなれる基礎が身に着くということです。
また、現代の声優には、外見も大切な要素のひとつです。
プロの声優への第一関門であるオーディションにおいても、プロになってからの人気にも、外見は大事です。
声がいい、しゃべりがうまい人は、たくさんいます。その中で勝ち抜くためにもファッションセンス、メイク、スタイルも磨く必要があるでしょう。