前述したように、インターネットや各種デジタル化の波にのり、声優の需要は、広がっています。
イベント、コンサート、ゲーム、ドラマCD、携帯コンテンツなどに声優は、どんどん必要とされていますから、本業をしっかりみがくことにより、将来有望な職業です。
就職を控えた女子大生の人気職業のトップ10には、常に声優がランクインしています。
声優の教育機関には、女子大生がダブルスクールとして大勢通学しています。
また、子供たちの人気職業ランキングには、歌手やタレントとともに、声優が常に上位に食い込んでいます。
実は、声優の勉強は、日本語のプロを養成する教育ですから、社会人として仕事をする人にも非常に有用です。
声優のボイストレーニングを受けると、きちんとしゃべれるようになります。
しかも、滑舌がよくなりますから、話相手にとって聞き取りやすくなります。
きちんとした日本語が話せるようになり、コミュニケーション能力の高い人と評価されることになります。
しっかり声優のトレーニングを受けると、感情表現まで身についていますから、会社の営業、受付や広報といった対外的な仕事に就いても高評価を受けるでしょう。
したがって、すべての社会人に声優のトレーニングを受けて欲しいくらいです。
現在は、声優ブームと言われています。アニメブームにのってアニメのキャラクターを超えて、その声を担当している声優も人気となっています。
子供とそのお母さんやニートやフリーターが現実から離れたアニメに夢を描いています。
現在の日本の現状は、惨憺たるものがあります。将来にも大きな不安があります。
しかし、アニメは、現実に失望した人たちに夢を与えられ、声優は、それをになっている大事な仕事なのです。
今後、日本の社会情勢は、悪化の一途をたどります。ニートもフリーターも増加します。
現実は、子供に夢を与えられなくなっています。
しかし、アニメは、世界に誇る日本の文化であり、世界中で人気があります。
「セイユウ」という言葉は、「オタク」とともに英語になっています。
ですから、今声優は、ブームでは、ありません。
この潮流は、一過性ではなく終わらないトレンドです。